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自動運転の未来『トロッコ問題』と顔認識による『年収判断』 (60)

セミナーで数分話そうと思っているんだけど。
自動運転の未来に付きまとう「トロッコ問題」。

自動運転で無人運転になった時、AIは誰を轢き殺して誰を轢き殺さないかという判断を迫られるけど、その設計をしないといけないんですよね。

その時にヒューマンエラーはないので、最初から設計しないといけないという残酷な話が、自動運転のエンジニアの間で時々テーマに上がります。

きゃー、いやな計算ね。


toroko.png
(引用 モラルマシーンより ⇒ http://moralmachine.mit.edu/hl/ja)

エンジニアの間で、冗談で上がってきたのは、「これからは、車が事故に遭う時に歩行者の顔を認識して、『人物Aは年収200万円』、『人物Bは年収2億円』、『人物Cは年収0だけど平均余命が70年』、『人物Dは年収5000万円だが平均余命5年』などという、顔認識で人物の背景を分析し事故後の訴訟を含めえた被害額算定を行なったうえで事故を起こすという計算が保険会社から求められるようになるだろうということだ。

しかし、笑ってはいられないね。

保険会社は、既に本気でそういうことを考えているんじゃないのかな。

サイドミラーレスのクルマなんて、保険会社が自動車業界に受け入れさせるために長年ロビー活動をしている。

金融の世界は、人の命に値段を付けてきたので、この問題はプライスレスとはならない。

エンジニア達が、
「無人運転の時代には金稼いでおかないと、車に轢かれて死ぬ確率が高くなるから頑張ろう」
と、自嘲的に笑ったけど、これは笑いごとでも何でもない、あり得る未来なのだ。




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コメント

オズ

今はまだSFの世界の話みたいですが、中共などは本気でソーシャルクレジットスコアリングなどを駆使して、人口適正化策(民族浄化や農民工排除)に利用しかねない恐ろしさを感じますね。

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fukadamoe

深田萌絵(41歳)本名 浅田麻衣子
IT企業経営の傍ら、ITビジネスアナリストとして雑誌へ寄稿。

チップソリューション、自動車向けLidar代替ソリューション、3D認識システム、リアルタイムAIソリューション提供。
深田萌絵取材・講演依頼→moe.fukadaあっとまーくyahoo.com
開発・技術相談→infoあっとまーくrevatron.com


美術短大現代絵画科準学士、早稲田大学u政治経済学部国際政治経済学科卒。

TOEIC890、HSK5級、証券外務員一級、内部監査員、陸上特殊無線技士2級、航空特殊無線技士、マイクロソルダリング講習受講(資格未取得)。