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「オンナは得?」、褒められても貶されても怒る女のパラドックス (45)

男友達から電話があった。
「オンナは得だよな。紙面もらえて」
「貴方は頭いいんだから、書いたらいいじゃん」
「いやいや、俺なんかニーズないですよ。筆の良しあしより、美人が勝つ」
「アハハ、そうですよね~。美人の母に、天然美人に産んでくれて有難う、頭良く生まれるより価値がありましたって伝えておきますぅ」
と冗談と皮肉を交えて、切った。

というのが、全く関係のない二人の男性から立て続けにあった。
ブログのぼやきと違って、雑誌で記事を書くのは、別に楽ではない。
取材して、英語と中国語の参考文献を訳して、日本語文献もチェックして、最後に数字チェックして、という小さな努力の積み重ねをしている。

努力の部分、全否定かよ。

と思うと、イライラくるのだ。

そして、こういうのは、初めて社会に出た二十歳の頃、一生懸命に仕事をして売り上げが伸びてきて上司に褒められたら、二つ上の可愛い子が「萌絵ちゃんって、全然仕事できないけど顔だけで生きているよね」って事もなげに言った。

私は驚きで言葉を失った。
そんな言葉、聞いたこともなかったので、意味が分からず当惑して帰宅した。
思えば、恋愛が一番楽しいはずの頃、女子美短大では皆で芸術やっていたので皆ドロドロになるから、スッピンに作業着だったので、ルックスなんて気にする人なんていなかったのだ。
社会人を機に「オンナだから」「可愛いから?」等、能力全否定の言葉を受け続けて、執念を燃やして勉強し続けたけど、そういう評価が変わることは無かった。

35歳を過ぎて、ようやく言われなくなって、ホッとして「オンナを性から解放するのは、加齢だった」という結論を得たところだけれども。

40歳という、もう十分BBAだろうという年齢になって、また言われるようになったから驚きだ。

はいはい、女は得ですよ。
はいはい、美人は得ですよ。
っていうか、化粧と服でいくらでも誤魔化せる今時、ブスっている?

みたいな拗ねた気持ちになる

その一方で、八幡和郎先生や、倉山満先生、内藤陽介先生みたいなヤバい博識の人にお会いして話を聞くと、歴史や国際情勢に関する完全なる無知を晒し、「やっぱり、私、バカにされるだけのことはあるかも?」みたいな気持ちで帰路に着くのだ。

保守系雑誌の編集者とメールのやり取りをしても、彼らの日常で使う言葉が教養のある美しい日本語である度に恥ずかしく思う。

先日、大企業勤めの男友達にその件を愚痴ったら、
「美人は得?そんなことないだろ。俺が反論してやる。
少なくともお前は美人じゃないから、実力で仕事してるってな!」
と応えた。

え・・・( ゚Д゚)

綺麗じゃないと言われたら、言われたで。
複雑な気持ちになるのが女という生き物のパラドックスだ。

いつになったら、女を卒業できるのか。
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コメント

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オズ

当分卒業できません。少なくとも顔の皺や染みが化粧で覆い隠せなくなってからですね。
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fukadamoe

深田萌絵(41歳)本名 浅田麻衣子
IT企業経営の傍ら、ITビジネスアナリストとして雑誌へ寄稿。

チップソリューション、自動車向けLidar代替ソリューション、3D認識システム、リアルタイムAIソリューション提供。
深田萌絵取材・講演依頼→moe.fukadaあっとまーくyahoo.com
開発・技術相談→infoあっとまーくrevatron.com


美術短大現代絵画科準学士、早稲田大学u政治経済学部国際政治経済学科卒。

TOEIC890、HSK5級、証券外務員一級、内部監査員、陸上特殊無線技士2級、航空特殊無線技士、マイクロソルダリング講習受講(資格未取得)。