フェミニストの欺瞞 (37) - 深田萌絵 本人公式
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フェミニストの欺瞞 (37)

昨日は色々書きましたが、時代の過渡期だったというのもあると思います。

子供の頃は『鍵っ子』という言葉があり、お母さんが家にいないのが可哀想だという時代でしたが、そこから時代は大きく変わり、『イクメン』なるものが産まれた時代となりました。

女性も働くのが当たり前で、逆に専業主婦が『羨ましい』、ある意味で特権階級的な存在になりつつあります。

そんななかで、付いていけていない女性が30代半ばで貧困に陥るケースを散見します。

「フェミニストの欺瞞」というタイトルで書いていますが、女性の貧困の要因が単なる「男女の給料格差」という単純な問題のみから起因しているわけではありません。私が見てきた世の中では、スキルを必要とする仕事は女性も給料はそれなりに高いですが、女性が事務職や受付、軽作業等の賃金が低い仕事に就きがちだというのも大きな要因です。

フェミニストが女性の社会進出を煽る一方で、女性の職業意識を高める教育を行なわずに「女性の賃金を上げろ」という非論理的な運動ばかりをしてきたという落ち度があります。

自分も会社経営者ですが、「女性だから」、「男性だから」という視点で給料は決めません。

給料はスキル、能力、職歴と学歴です。

うちのトップエンジニアは女性だし、優秀な顧問弁護士(米)も女性です。
事務職にも技能給をプラスしていて、技能でプラスしています。

仕事って数カ月で習得できる簡単な仕事は給料安い。
エンジニアリングや技術営業など経験が必要なものは高くなります。

でも、そうやってスキルを磨こうとするとベースとなる『学力』が必要になります。
資格試験も読解力が低い子は、点数が取れませんし、算数や基本的なリテラシーが低いと試験勉強の過程で躓きます。

『基本的な学力』で、『格差』が産まれるのですが、ここで『教育』に対する意識の差が女性に現れます。

「女の子だから、結婚すればいいんだし、多少勉強が苦手でもいいや~(^▽^)/」

と言う、主婦としてうまく行った人が多かった時代の考えです。
自分の親もそういう考えだったので、娘の私は時代に取り残されかけました。
(十代は、絵画に読書にエレクトーンにバイオリンと、まさに遊んで暮らしていました!)

そうしたら、低賃金の仕事しかないですよね・・・

結婚も同じで、「ゆくゆくは年収一千万円」の仕事に就いた早大の同級生は何人もいます。
30歳にして、既に一千万円になった男子も居ます。

そういう男子たちが選ぶ女性は、可愛くて頭が悪い女の子ではなくて、高学歴で大企業に勤めた女性である傾向があります。先日も、結婚を意識した高年収男子たちが「美人で頭悪い女は要らない」と言ってましたが、育児は参加するけど、子供の学歴には妻の受験経験が必要だし、子供がある程度大きくなったら、ダブルインカム狙うために妻の職歴も大事だという意識です。

ということは、娘の教育方針としては、バリキャリ目指させるにしろ、結婚目指させるにせよ、勉強させないといけないということなんですよね。今の時代としては、当たり前ですが。

で、話がフェミニズムの欺瞞に戻るんですが。

学校卒業して就職してから、女性の権利について中途半端に説くのは遅いんですよね。
「女性の賃金を上げろー!」で上がる世の中でもないし、ちょっと夫が冷たいからと言って「モラハラ夫だー!DV法が使えるぞー!」と離婚させても、女性が困るだけなんです。それは、女性側に準備ができていないからなんですよね。

私は『昭和のフェミニスト』として、女性の権利について色々考えたし、日本は遅れていると思っていました。

大企業が花嫁候補に事務や受付に大卒の美人を雇うとか、一般職、専門職で分けてキャリアウーマン目指したい人とそうでない人を先に分けておいてあげるとか、長い目で女性の幸せを考えると理に適ったシステムだったとは思います。

「女性の権利をー!」
という非論理的な運動で女性は幸せになれません。
学校教育という教育の過程で、どういう仕事をすれば年収がいくらで、どういう企業に勤めれば福利厚生や社会保障がきちんとしているのか、生涯年収はどうなるのかも学ばないといけないと思います。

そもそも「就職する」というキャリアパスを考えない教育の問題を改善せずに、丸腰の民間人を戦場に出すことを「平等だ!」と推奨する時点でおかしいですよね。

誰でも持っている家庭の不満、仕事の不満につけ込んで、夫や会社との関係を引き裂き、お金に困窮したところでねずみ講や低賃金労働のあっせんしてネガティブ・スパイラルに入る、左翼の活動にフェミニストは一役買ってしまっていたのです。自覚があるかは知りませんが。

教育の問題を指摘しないフェミニスト、ネガティブ・スパイラルのきっかけを断ち切らないフェミニストには欺瞞があるということです。


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プロフィール

fukadamoe

Author:fukadamoe
深田萌絵(40歳)
IT企業経営の傍ら、ITビジネスアナリストとして雑誌へ寄稿。

チップソリューション、自動車向けLidar代替ソリューション、3D認識システム、リアルタイムAIソリューション提供。

美術短大現代絵画科準学士、早稲田大学u政治経済学部国際政治経済学科卒。

TOEIC890、HSK5級、証券外務員一級、内部監査員、陸上特殊無線技士2級、航空特殊無線技士、マイクロソルダリング講習受講(資格未取得)。

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