『生産性』、悲しい現実と優しい未来のパラドックス①  (23) - 深田萌絵 本人公式
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『生産性』、悲しい現実と優しい未来のパラドックス①  (23)

LGBT論争から始まり『生産性』の意味について議論がなされてますね。


 私も、最初、新潮45の杉田論文を読んだ時に、正直なところ「うっ!」って思いました。



しばらくモヤモヤしました。



 自分が四十歳にして生理周期も24日と短く無排卵月経の可能性もあり、子供はできないという「悲しい現実」を受け入れないといけないなと。 



子供が欲しいと切望した三十代だったので、「生産性がない」という言葉にシミジミしましたが、子供って天から授かるものですから現実を受け入れるしかないわけですが。



生産性に関する水掛け論に入ることが生産性がない気もしてモヤモヤしてましたが。



私は、自分のやり方で生産性を上げていこうと思いました。



モヤモヤの原因、



じゃあ、生産性って、何がそんなに大事なのか?と考えると、色々深いです。



日本の経済が豊かでないと、社会福祉は充実しないという残念な現実があります。



そして、日本経済は過去ほどの成長はなく、

社会保険料を引き上げて受け取り分が大幅に引き下げられているという『今の現実』と更に社会福祉が低下するという『将来高い可能性で起こるだろう現実』が待ってます。 



弱者や国民を守る社会福祉を充実させるには、財源の議論を避けることはできないです。 



財源は、この国の経済力である国内総生産がバロメーターになるのでしょうが、経済力を上げなければ「弱者に対する社会福祉」は充実しません。



 国の経済力は労働投入量、資本投入量、全要素生産性で決まると学校で習いましたが、今の日本で大幅に投資が増えるという期待をしない方がいいとすると、資本投入量は仮に固定します。  全要素生産性をザックリ「イノベーション」ということにします。



そうしたら、



 日本の経済成長は、『労働投入量』と『イノベーション』 



でザックリ決まることになります。 



杉田水脈議員の話はここからなんですが、彼女の語る『生産性』とは『全要素生産性=イノベーション』ではなく、子供を作ることによる将来の『労働投入量』の話です。 



それは、『労働投入量』が増えないと、経済成長が見込めず、『財源を確保しないと社会福祉が充実しない』という考えの表れだと思うんですね。「生産性の話をしないと、社会福祉が充実しない」という現実です。収入が無いと、困った人を助けたくてもどうしようもないですよね。



ここが、

「子供ができないという現実を突きつけられた心の傷を作った『生産性』」と、

「少子化対策や弱者、障害者などの社会福祉の充実に必要な財を形成する為の『生産性』」

という言葉の意味のパラドックスに陥っているわけです。



 「人の気持ちを傷付けるから、『生産性』なんて言葉を使うべきではなかった」という議論も分かります。



自分も子供が欲しかったし、

子供が欲しくても不妊の人、病気や障害で子供ができない人、色んな人がいます。 

そういう国民を「社会」というシステムを利用して支えあうのが社会福祉で、誰でもいつでもマイノリティに陥る要素はあるわけですから「支えあい」です。



不妊治療の費用、病気や障害がある人の生活を支える社会保障の財源の確保には『生産性を高めて経済成長を果たさなければならない』という現実があります。



ということは、「生産性」という言葉を弾圧してしまうと、社会福祉が必要な人たちの「財源」確保の議論ができなくなるという矛盾が生じてしまうのです。



子供が欲しかったけど出来なかったという心の傷を乗り越えて、「未来の社会福祉の為に、いかに生産性を高めていくのか」を前向きに話し合える言論空間になればいいなと思います。



そして、次は、『労働投入量』の想定される議論についていきます。
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コメント

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いつも有益な情報ありがとうございます。これからもご活躍を期待しています。

Re: 『生産性』、悲しい現実と優しい未来のパラドックス①  (23)

情報じゃないです。
個人的な感想です(・∀・)

医学、生物学では「生産」は生殖と同義で普通に使われてる言葉です。一般メディアでも時折目にするはず。英語でもプロダクト、あるいはリプロダクトで、生産と生殖は同じです。「リプロダクディブヘルス」は日本のマスコミも普通に使ってますよね。私含め男女とわず独身者はみんな次世代生産性はありません。あまりにも当たり前の事過ぎて「傷ついた」なんて全然思いませんよ。

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プロフィール

fukadamoe

Author:fukadamoe
深田萌絵(40歳)
IT企業経営の傍ら、ITビジネスアナリストとして雑誌へ寄稿。

チップソリューション、自動車向けLidar代替ソリューション、3D認識システム、リアルタイムAIソリューション提供。

美術短大現代絵画科準学士、早稲田大学u政治経済学部国際政治経済学科卒。

TOEIC890、HSK5級、証券外務員一級、内部監査員、陸上特殊無線技士2級、航空特殊無線技士、マイクロソルダリング講習受講(資格未取得)。

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