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Libor金利とSOFR金利について

Liborというインターバンク間の貸出金利の話を昨日チラリとしたんだけど。

私が現場に居た頃はリーマンショックの最中で、色んな投資銀行が死ぬと噂された時代。
Liborに参加していた銀行は金利不正操作をしていたし、Tiborも恐らく、異常に低い金利を提示しておきながら銀行間でも貸し渋りをしていた時期がありました。

でも、リーマンショックって、私が株ドル辞めて金融機関に入った頃の事だから10年も前の話なんだよね。

それを今さら追及するって言うのは、たぶん、これもトランプ政権の頭いい奴が言い始めたんだと思うけど、Liborっていうインターバンク間の貸出金利がイギリスが中心となっているのをアメリカの金利SOFRを打ち出すことによって、金利という金融業界最大の武器をアメリカの利権にしちゃうという技だと思う。

昨日も書いたけど、中国が米国債を大量に売って金利が跳ね上がると、困る人がいっぱいいるのですが、国債利回りを無視して現場の銀行が金利をしれっと操作できたら別に困らないんです。

金利を管理しようと思ったら、Libor叩いてSOFRちゅうアメリカ製金利に皆様が参加してくだされば、アメリカは金融世界で金利も牛耳れるということです(^▽^)/

トランプ賢い。

因みに、中国が米国債が暴落するほど、保有分を売るか?という疑問だけど、やっぱり難しいんじゃないかな。

トレードしたことない人はよく勘違いするけど、取引って売る人と買う人がいて成立するので、売りてだけでも買い手だけでも成立しないんです。

だって、128兆円ぶんくらいの米国債、いきなり売ったら誰が買うの?って話じゃないですか。

日本の国家予算二年分だよ。

普通の国は買えないよね。
それに、GDPランキングトップ3はアメリカ、中国、日本だもん。

中国売ったって、128兆円分買いに行ける人いないじゃん・・・

まあ、私がボンドのトレーダーだったら中国が売って暴落するんだったら米国債を買いに行くけど。だって米政府保障債なので、ちょっとでも安く買えたら裁定取引の絶好のチャンスだよ。米国政府が破産する時は、まあ、マッドマックス的な世紀末の始まりだろうと思うしね。

あと、中国の持つ米国債って、外貨準備高に組み入れられているから、128兆円分の何割か売って、米国債が仮に暴落したら中国の保有資産としての米国債の評価が棄損しちゃうわけです。

そしたら、中国経済を支える人民元の為替操作も難しくなるわけで。

いやー、トランプって、すごい賢いな。
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fukadamoe

深田萌絵(41歳)本名 浅田麻衣子
IT企業経営の傍ら、ITビジネスアナリストとして雑誌へ寄稿。

チップソリューション、自動車向けLidar代替ソリューション、3D認識システム、リアルタイムAIソリューション提供。
深田萌絵取材・講演依頼→moe.fukadaあっとまーくyahoo.com
開発・技術相談→infoあっとまーくrevatron.com


美術短大現代絵画科準学士、早稲田大学u政治経済学部国際政治経済学科卒。

TOEIC890、HSK5級、証券外務員一級、内部監査員、陸上特殊無線技士2級、航空特殊無線技士、マイクロソルダリング講習受講(資格未取得)。