第四回戦 アルファアイティーシステム三重構造 - 深田萌絵 本人公式

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第四回戦 アルファアイティーシステム三重構造

銀行の支店長を言いなりにさせ、福島瑞穂とマイク・ホンダを操るこの(株)アルファアイティーシステムってなんなのだ!?

深田は元アナリストの血が騒いだ。この会社、分析してやる!!

「バイトさん!法務局いってきて!」

アルファアイティーシステムの登記簿謄本と帝国データバンクの情報を取り寄せ、また衝撃の事実が分かった。

「深田さんのおかげで二億円も売上が上がっちゃって、ありがとう!」
と藤井社長が私にお礼を言ったにもかかわらず、帝国データバンクではアルファアイティーシステムは年商一億円、利益三百万円程度と売上も利益も全く変わらず推移している。

「なんだ?二億円増えていない。売上隠しか・・・」

だったら、どこに隠してる?

と、謄本を捲るとアルファアイティーシステムの謄本が二枚出てきた。バイトさん、また重複し
て同じ資料とってきたな。ゆとり世代め。

「おい、こけしちゃん。印紙代勿体ないから同じ謄本二つとらなくていいよ」

深田がこけしヘアのアルバイトに声を掛けると、

「萌絵さん、その二つは違うアルファアイティーシステムです!」
とふてくされた。

「はあ?」

手元の謄本をよく見た。そうだ、一部は日本法人、もう一部は米国法人の日本支店となっている。

「米国デラウェア州ニューアーク市バークスデイル・プロフェッショナル・センター113番、アルファアイティーシステム」

しかも、登記日を見ると日本法人設立の一年前、彼が18歳の時の会社だ。
藤井は中国語は堪能だが英語は下手だ。その彼が18歳で米国法人設立?

深田は頭を掻きむしる。
ふと、メールボックスを見るとファンレターボックスに一通のメールが届いていた。

「深田萌絵様 お困りのようですね。アルファアイティーシステム中国法人を発見しました。http://www.alpha-it.cn です。中より」

「中さんって、誰なんだろ?」

という疑問を抱きながら、URLをクリックすると、アルファアイティーシステム中国法人のウェブサイトが出てきた。

そこには、藤井の写真と百名近い社員の写真が掲載されている。成功事例としての売上は日本法人の仕事しか掲載されていない。

「年収一億の会社が100人のエンジニア抱えている?どう考えても人件費だけで5億円はかかるだろう。オフィスの家賃だってバカにならない」

住所は南昌高新開発区。

南昌といえば、解放軍の第二ミサイル部隊、大陸間弾道ミサイルを開発して1000基の核弾頭搭載ミサイルを日本に向けている場所だ。

そこに高新開発区といえば、中国共産党のお墨付きが無いとオフィスを構えられない地域。
藤井一良って、単なる同級生じゃなかったのか?

そうだ、彼は理工学部、私は政経、本当なら出会わなかった二人が出会ったのは、金融工学の授業に彼が潜っていたからだ。

彼は、授業中、私の前夫が翻訳したトレード本を読んでいたから仲良くなった。

もしかして、その偶然の出会いから仕組まれていたということか!?

続く
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