第12回戦 ファーウェイの逆襲 - 深田萌絵 本人公式

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第12回戦 ファーウェイの逆襲


「なんだこの記事は!!」
誌面のコピーが机上に叩きつけられた。
ファーウェイのアイウェイが指名手配スパイだと書かれた記事を持って、取引先の部長がオフィスに押し掛けてきたのだ。
「いや…なんだと言われても…」
「うちの役員はファーウェイジャパンの社長と長年の付き合いなんだぞ。どうしてくれるんだ」
「そんなこと言われても…」
警察やらなんやらに相談しているうちに、何故だか記事が出回っていた。こっちだって理由を知りたいくらいだ。
「深田萌絵!株アイドル時代の人脈を駆使して、この記事を記者に書かせたんだろう」
ギロリと取引先の部長に睨まれ、深田は首を横に振る。本当に何も知らないので、答えようがない。
「ふかだぁ!どうしてくれるんだ!?」
「部長、冷静に考えてください。私にメディアを動かす力があったら、他人の為にその人脈使うよりも自分が有名になって稼ぐ為に使いますよね。フツーに考えて」
そう言うと、部長は「確かに」と黙り込んだ。
深田は作家になるのが夢で株アイドルになったが、株の記事以外に執筆依頼が来たことはない。無論、そんな深田にメディアを動かす力はあるわけもない。株アイドルと呼ばれていただけで芸能人ですら無い。
「だいたい、ファーウェイの悪口書かれても、御社は何の痛手も無いのに何で怒ってるんですか?」
「深田!お前は外資の人間だから、日本の商取引文化分かってないんだよ!」

そう言って、取引先の部長は帰っていったのだが、なんで怒られたのかサッパリ分からなかった。

「まーったく、なんで私が怒られるのよ!」
深田はブツブツ文句を言った。
「萌絵さん、大変です」
「エリちゃん、今度は何よ」
「このニュース見てください」
と指差された記事を読んでみると、アイウェイが指名手配だというニュースを読んでファーウェイに問い合わせてみたという記事が流れていた。
「なになに、『米国でスパイ認定された社員がいるのか事実確認をすると、「個別の従業員に関するお問合せはプライバシーもあり、回答は差し控えさせて頂きます」とのこと』って、そこ『スパイという事実はありません』って否定するべきとこじゃないの?」
「なんでしょう。普通は否定する気がします」
「無実だったらね」
深田とエリは、またもやパソコンの前で顔を見合わせた。


後日、その取引先は解放軍ロジスティクス保利集団と提携していたことが発覚した。いやはや、日本人は金に弱い。


深田の運命やいかに…
続く


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