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黄鶴楼

最近見たいもの。

中国の武漢、武昌にある黄鶴楼(こうかくろう)です。

高校で習ったけど、もともとは居酒屋があって、そこに仙人がやってきて、「お金がないから絵を描きます」と言って、みかんの皮でつるの絵を描いた。

そしたら、客が来て手拍子をするたびに絵の鶴が踊るので、商売繁盛したそうです。




そう黄鶴楼にまつわる唄では、李白がもうこうねんを送り出すときの唄が有名です。


李白


故人西辞黄鶴楼

煙花三月下揚州

孤舟遠影碧空尽

惟見長江天際流



故人西のかた、黄鶴楼を辞し

煙花三月揚州を下る。

孤舟の遠影碧空に尽き、

惟見る長江の天際に流るるを。




しびれますねー。

高校生のときは、この「煙火三月揚州を下る」というあたりが好きでした。はるのかすみのことを煙花とあらわすのがかなりしびれるかなと。




ところで、この黄鶴楼の鶴ですが、居酒屋が繁盛して億万長者になったころ、仙人が居酒屋に戻ってきます。

そして、「もう充分儲かったでしょ?」ということで、黄色い絵の鶴を壁から取り出して、それに乗って帰っていきます。




催コウ(漢字が出ない・・・)



昔人已乗白雲去

此地空余黄鶴楼

黄鶴一去不復返

白雲千載空悠悠

晴川歴歴漢陽樹

芳草葦葦鸚鵡州

日暮郷関何処是

煙波江上使人愁


昔人、已に白雲乗りて去り

此の地、黄鶴楼空しく余す。

黄鶴、一去り、復た還らず

白雲千載、空しく悠々。

芳草葦葦たり、鸚鵡州

日暮れに郷関是れ何処。

煙波江上、人をして愁う。


この詩で見間違うのが、己おのれと已い。

この已という漢字は中国語では、「もうすでに」という意味合いで常用されています。

鸚鵡州というのは、黄鶴楼から見える長江にある中州で、芳る草(かおるくさ、ホウソウ)はその名のとおり香草のことです。葦葦(せいせい)は生い茂る様子。

郷関きょうかん)というのは、故郷に繋がる国境の関のことで、何処にあるのかと思いを馳せています。







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コメント

さかき

1. 先々週、急に思い出したこの一節
此地空余黄鶴楼

「オニには返る」だから、
書かれているとおり
「此の地、黄鶴楼空しく余す」
で正解のハズだけど、

なぜか高校の授業の記憶では
「此ノ地、空シク余(のこ)ス黄鶴楼(おうかくろう)」
と覚えた記憶がありますな。

もとより白文そのものを覚えていないのだけれど。


出典がわからないけどなぜか部分的に覚えているのに
「船、夜半ニ**に至ル」
というのがあるけれど、マジでわからん。


あと、小国寡民
あの原始共産主義の世界にかなり影響を受けたが
20世紀、それを現実にやろうとしたのはポルポトだった・・・orz

目指したのは同じでも、やったことは老子の正反対・・・現実にはカンボジアは小国でも寡民でもないもんね~
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fukadamoe

深田萌絵(41歳)本名 浅田麻衣子
IT企業経営の傍ら、ITビジネスアナリストとして雑誌へ寄稿。

チップソリューション、自動車向けLidar代替ソリューション、3D認識システム、リアルタイムAIソリューション提供。
深田萌絵取材・講演依頼→moe.fukadaあっとまーくyahoo.com
開発・技術相談→infoあっとまーくrevatron.com


美術短大現代絵画科準学士、早稲田大学u政治経済学部国際政治経済学科卒。

TOEIC890、HSK5級、証券外務員一級、内部監査員、陸上特殊無線技士2級、航空特殊無線技士、マイクロソルダリング講習受講(資格未取得)。