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上野千鶴子【ザ・フェミニズム】

原稿も書かずに上野千鶴子さんの本を二冊読んでました。個人的には彼女の著作でミッドナイトコールと生き延びるための思想が好きですが、思うところがあって「ザ・フェミニズム」を読んでみました。


なぜならばというと、自分の人生が31年間通してずーっとジェンダーとの戦いかのように感じていたからです。


外資のセクハラ、パワハラは日系の比ではない。

ということを学びました。日本人のネチコイ性格に、欧米系のアグレッシブ・カルチャーが導入されて、中で働いている人が本当に悪質なオヤジ化します。


私の生い立ちは古風で横暴な男子が君臨する一族の元で育ち、祖父に茶室に呼び出されては正座して三つ指ついてお辞儀、一族のお食事に呼ばれては席が足りないと言っては女子は台所かファミレスに追いやられてご馳走にはありつけないという家庭です。口答えしたら、徹底的に殴られます。

私みたいな憎たらしい女子がそんな家庭で育ったとは思われないので驚かれますが、わが一族の元で育った女子はお茶にお花の看板にお習字の先生までできるというカリスマ主婦となってます。


結婚もずーっと、その存在やシステム自体を否定してきたくらいで、そんな自分がアッサリ結婚したときには周囲は度肝を抜かれていましたが、やっぱりバツイチになった今でもジェンダーは学んでおかなければいけないことなのだなんて気持ちで読みました。


結婚ってなんだったのかな?ってことです。


「ザ・フェミニズム」を読んでみて、結婚システムを徹底的に否定しているのがすごいなと思いました。素直に思ったのは結婚そのものを否定しても仕方ないかなというところです。


昭和の時代との違いは、実態として男女間による給料の格差はあるものの、今の問題って性差によるパワーバランスと言うよりかは、世代間の格差なんですよね。


今の20代男子を見ていても、女性を軽んじるような発言も行動も見当たらないので、そういうパワハラオヤジになるようには見えないし、家事労働だって、電化製品の進化とスーパーお惣菜コーナーの充実で殆ど苦は無い。結婚したときに思ったのは、私よりも旦那の方が家事が上手だということ。思い返すと今まで付き合った男子は殆ど私よりも料理洗濯掃除が上手だったという事実です。


フェミニズムがブームとなった80年代の頃、確かに母は結婚というシステムの犠牲者で哀れだと思ったし、女性も働かなければ、お父さんみたいな夫の犠牲になってしまう!という恐怖感を覚えました。


社会人になって蓋を開けてみると、男子はプライベートで優しいというオドロキでした。ただし、会社では徹底的に女子を苛め抜くんだなってことです。仕事をあげるから身体を要求するとか、あり得ないことばっかり言われて辟易しました。(すぐに報告してましたが)


いまは、問題が結婚よりも、むしろ雇用だなと思います。


で、会社で働いていて、たくさん売っている女性よりも、売ってない男性のほうが優遇されているのを何度も見ていると本当に嫌気がさします。


「ザ・フェミニズム」は面白いし、懐かしい議題だなと思いましたが、30代の私の感性とはちょっと違ったみたいです。もう少し、若手の作家さんのを探そうかな。


面白いのは松田聖子さんがアンチ・フェミニストというところです。でもね、なんか尊敬しますよね。女性としての人生を謳歌しているような華麗な生き方に見えますから。。。



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非公開コメント

1. 無題

最近本屋に行くペースが減ってきたなぁ。

しかも読書するスピードも遅くなってるし(((゜д゜;)))

今は脳関係とかの本が好きで、あとは恋愛小説もたまに。


オヤスミ(+_+)
プロフィール

fukadamoe

Author:fukadamoe
深田萌絵(41歳)本名 浅田麻衣子
IT企業経営の傍ら、ITビジネスアナリストとして雑誌へ寄稿。

チップソリューション、自動車向けLidar代替ソリューション、3D認識システム、リアルタイムAIソリューション提供。
深田萌絵取材・講演依頼→moe.fukadaあっとまーくyahoo.com
開発・技術相談→infoあっとまーくrevatron.com


美術短大現代絵画科準学士、早稲田大学u政治経済学部国際政治経済学科卒。

TOEIC890、HSK5級、証券外務員一級、内部監査員、陸上特殊無線技士2級、航空特殊無線技士、マイクロソルダリング講習受講(資格未取得)。

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